デイサービスは他の介護施設に比べ夜勤が少ないのが特徴だ。
そのため年齢的に夜勤が辛くなってきた中高年の職員が、夜勤の多い入所型施設から通所介護施設へ転職する例もある。
ただし、夜勤が少ないことだけを理由に通所介護施設へ転職してしまうと後悔する恐れもある。
確かにデイサービスは夜勤が少ないが、意外と残業が多いので注意が必要だ。
デイサービスでは要介護度の低い高齢者の身体機能と脳機能の維持・活性と、コミュニケーションの促進を目的とした簡単なゲームなどのレクリエーションを実施している。
このレクリエーションの企画や準備には意外と手間と時間がかかるので、どうしても残業が増えてしまうのだ。
レクリエーションはデイサービスの仕事の中でも中核を担う重要な業務なのだが、この業務に馴染めないという方も意外と多い。
また、デイサービスに通う高齢者は介護度も身体機能もそれぞれ違うので、全員で一緒に楽しめる企画を立てるのは想像以上に大変なことなのだ。
特に入所型施設から転職してきた方の中には前職との仕事内容の差に驚く方も多い。
ただし、レクリエーションへの力の入れ具合は施設の方向性毎に異なっていて、レクリエーションに特化した施設もあれば、リハビリに特化した施設や宿泊に対応した施設など様々な施設が存在する。
同じデイサービスでも施設の方向性で仕事内容に差が出てくるので、レクリエーションが苦手な方はレクリエーションに特化した施設は避けるなどの対策を取るのがよいだろう。